ちょっと不思議な話~ランニングマン編~

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こんにちは、HASE(はせ)です。

タイトルにもある、「不思議な話」+「ランニングマン」って、都市伝説好きの方なら、あー、あの話ね~ってくらい有名な、超高速で追いかけてくるアスリート越えしたおばあさんの話なんじゃないの?って思うかもしれませんが、まだ私は体験していないので、いつかお会いだけしたいとは思っています。
ちょっと不思議な話って何?、怖いの?と、思う方もいらっしゃると思いますが、ホラーとは少し違う内容なので、安心してください。読み終わった後に、「いや、めっちゃ怖いやん!」と思った方がいたらごめんなさい。


私が中学生のときの体験をお話します。
私には、8つ歳の離れた姉1号と4つ上の姉2号がいます。

実家の2階が子ども部屋で、姉1号は大学生で1人部屋を貰っており、高校生の姉2号と私は同じ部屋でした。
その部屋は、両親が言うには、鬼門?(私は迷信くらいにしか思ってませんが)らしく部屋が暗くならないように、窓が向かい合って2箇所あり、そのうちの一箇所はベランダに出れる造りでした。
日中は、結構日が差し込んで明るい雰囲気だったように思います。

当時、よく寝る前にお気に入りだった、浜崎あゆみや、ハイスタンダードのMDの音楽を聴きながら寝たものです。
私はまだまだお子ちゃまだったので、寝る時間も早く、当時の最先端のMDを聴きながら寝落ちするという生活リズムでしたが、成長期だったこともあってか、よく寝る前に金縛りにあったり、聞こえないはずの音がしてビクってなってました。
後から部屋にきた姉2号が、つけっぱなしのMDのスイッチを切ってくれていたみたいです。

あの日は>>>

21時くらいになり、うとうとと寝入りそうになっています。
そんな時に、姉2号が一階から階段を軽快に登って来る音がしており、早いな~、もう寝にくるんだーと思っています。(因みに階段は10段位です。)
すると、


トントントン…、


と階段を上ってくるリズムが聴こえたのは良いのですが、なかなか上がってこない。

トントントントン…、


向かってきてる割には遅いなー、と思ってましたが、気に止めず寝ようとします。
どんどん部屋に近付いてる足音はするのに、なぜだか全然部屋に入ってこないのです。

!!?

階段何段あるんだ状態です。

大豪邸級の足音は、結局上りに登った音を立てながら、私は寝落ちしてしまいました。
翌朝、昨日の出来事もすっかりと忘れていた私は、スッキリと目覚め、朝ごはんをたべ始めました。


すると姉2号が、口を開きました
姉 「昨日何の音楽聴いてたの?」

私 「え?昨日はいつも聞いてるレパートリーで、ハイスタやったと思うけど…なんで?」

姉 「…。いや、昨日部屋入った時、何の曲か分からないくらいスロー再生されてたよ。そして、窓から窓に走り抜けていく人がいたのよ!!」

窓から窓!?
うん、意味がわからない。。。!?

よく小学校の頃、友達の間で流行ってたゲームがあって、物を早く投げて飛んでる間に、今のは何だったでしょう?って動体視力を試されるような遊びしてたなー。突然始まるから、全然当てれなかったなーなんて。
窓から窓に猛ダッシュのおじさんどこいったゲームなの?!
もしかして、めちゃくちゃ健康趣向の恥ずかしがりやさんな、おっちゃんなのでは。

しかも、ハイスタがスロー…。シュールだわー…。ちょっと聞いてみたいな。
こんな田舎で真冬に走る人は居ないはず、なんて思いながら、
私「窓に鍵もカーテンもしてるよね?」
 「部屋の中だよね?」

姉「うん。でも凄く急いで走っていったの見たよ。しかも、〇〇さ~~ん!!って言いながら窓に消えてったのよ!!え、はい!・・・何?って思ったよ。」



実は、〇〇さんとは、私たちの苗字でした。


その話を聞いて、私も昨日のことを話すと、姉は、そんなに早い時間に部屋へ寝に行ってないよ…と。


あれは誰で、なぜ私たちの名前を知っていたのかは未だに謎です。
めっちゃ走るの好きやん…。


後々、私たちの間では、「名前呼び逃げおじさん」と命名されるのであります。

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